IT業界の闇や実態

iPhone信者やApple信者が情弱なのはなぜ?情強であるITエンジニアはiPhoneを使わないのか300人に聞いてみた

2021年9月2日

私の長年の仮説に「ITエンジニアはiPhoneを持たない」がある。

ITエンジニアは、自身を情報強者と自負している人が多く、そのITエンジニアが情弱用スマートフォンであるiPhoneを使うはずがない。
※個人の意見です。

自分の周りのエンジニアを見ているとAndroid勢が多いのが実情だし、そろそろ自分の偏見の仮説が正しいのか確かめたくなってアンケートを取ってみることにした。

なお、私はAndroid信者で偏見はたっぷりなので気分を害した方はごめんなさい。

情弱がiPhoneを使うというよりAppleやiPhoneが人を情弱にさせている

日本においてのスマホ市場は、圧倒的にiPhoneのシェア率が高い。

スマホ所有している人の6,70%くらいがiPhoneを使っているという情報もある。

世界的にみるとiPhoneのシェアは30%くらいでAndroidが圧倒的に強いのに、なぜか日本だけ異常に所有率が高い。

私の感覚からすると信じられないのだが、iPhoneを使っている人の中にはこんなことを言う人もいる。

「iPhoneとスマホどっち使ってるの?」

「スマホじゃなくてAndroid使ってるんだ。」

iPhoneとスマホを別だと思っていたりiPhone以外をスマホと思っていないのだろう。
念のため補足しておくが、iPhoneはスマートフォンである。

また、iPhoneユーザーは、相手もiPhoneであることを前提で会話する人も多い。

「アプリまずApple Storeでダウンロードして…」

「それiCloudにアップロードすれば…」

「なんでApple Watchにしないの?」

「AirDropで交換しよう」

「(lightningケーブルを前提として)充電ケーブルある?」

「iPhoneのバージョン何使ってる?」

iPhoneの常識が世界の常識とでも思っているのだろうか。
この被害にあったことある人少なくないはず。

逆にAndroidを使っている人でAndroidに特化した会話をする人はほとんど見たことがない。

6,7割がiPhoneを使っているということは母数が多いということで、母数が多ければそれだけ色々な人がいるのは当たり前(?)と思って許容するしかないのが実情だ。


iPhoneユーザーが情弱だとすると、所有者が異常に多い日本はもしかしたら情弱な国なのかもしれない。

いや、iPhone自体は素晴らしい製品なので、情弱がiPhoneを使うというよりiPhoneが人を情弱にさせているという見方の方が正しいかもしれない。

AppleやiPhoneが人を情弱にさせているのはなぜ?

日本のiPhoneのシェア率の結果、スマホ売り場を見渡せばiPhone用製品コーナーが幅を利かせているし、アプリもiPhoneにしか対応していないことも多く、Android勢は肩身が狭い。

日本ではかつてガラパゴスケータイ、通称ガラケーと言われるものが一般的で、電話、メール、お財布ケータイ、テレビ、音楽プレーヤー等々いろんな機能が詰め込まれた携帯電話は当たり前の存在になっていた。

スマホ黎明期では、Androidスマホはその流れを踏襲していたが、iPhoneは海外仕様で流通していて多機能ではなかったので、日本では時代に逆行しているともいえる製品だった。

それなのになぜこんなにもiPhoneは流行ったのか?

いまでこそほかのデバイスとの連携などのメリットもあるが、普及当時はそんなものなかったので、いくつか理由を考えてみよう。

操作が簡単。誰でも使える

iPhoneは非常にシンプルで直感的に使える端末だ。

誰でも初見で使えて老若男女問わずに利用しやすい。

つまり、情弱にも使える端末ということだ。

アプリストアはAppleが独自の審査をしているのでセキュリティ性が高い

iPhoneのアプリを公開するためにはAppleの厳しい審査をクリアする必要があるので、怪しいアプリや変なアプリを存在させないような仕組みになっている。

つまり、情弱にも安心な端末ということだ。

Appleというブランド力みんな持っているから間違いない

Appleを知らない人は今の時代いないのではないかというくらいAppleのブランド力はすごい。

スタバでAppleのパソコンをカチカチやっているとかっこいいと勘違いする人も続出するくらいの知名度やおしゃれさがあるブランドだ。

シェア率も高く、周りを見ればみんなiPhoneなのでみんな使っているから自分も同じにしようという思考回路にもなる。

まさに、情弱の選び方という感じがする。

Android端末はカクカク動くしストレスがたまる

現在はまったくそんなことないが、普及し始めのころは確かにAndroidはガクガク、iPhoneはサクサクという印象があった。

このスペックの問題があったことは事実だが、それを知っていてiPhoneを選択していたユーザーが一体どれくらいいたのかは疑問である。

Androidだっさ。iPhone買えないんじゃないのwww

iPhoneは高級、Androidは安価で貧乏人が買うものと勘違いしているiPhoneユーザーも多い。

たしかに安価なAndroidスマホもあるが、軽自動車を馬鹿にしている時代錯誤の人みたいで滑稽である。

高いものは良い、安いものは悪いという浅い思考回路はまさに情弱の思考回路である。

情弱ではないITエンジニアがAppleやiPhoneを使わないのはなぜ?

エンジニア界隈を見ていると本当にiPhoneってそんなに普及しているのか?ってくらいにiPhoneユーザーが少ない。

自分自身がAndroid信者なので偏見の塊ではあるが、周りを見渡してもiPhoneは少数派である。2割もいないのではないか。

もしかして、エンジニアはiPhoneを使わない風潮があるのではないか

そんな仮説を立ててみたが、それがなぜなのかを考えてみた。

エンジニアは調査や比較検討が好き

何種類もあるAndroid端末は比較検討を楽しむことができる。

iPhoneは選択肢がない。iPhoneは今でこそスペック違いで多少種類はあるが、Androidほどではない。

エンジニアは色々触りたい

iPhoneはカスタマイズ性が皆無。当初はウィジェットも置けないし、ホーム画面は汚いフォルダやアプリのアイコンが並んでいるだけ。

普段パソコンでデスクトップをきれいに使っているユーザーにとってはiPhoneのホーム画面は耐えられないだろう。

いろいろな設定をいじりたいエンジニアにとってiPhoneは物足りないだろう。

搾取されていることに気づいてしまう

充電ケーブルはUSBではなくライトニングケーブルとかいう謎の規格、イヤホンジャックを廃止してAirPodsを買わせる等々、いろいろ搾取されていることに気が付いて嫌気が指してしまう。

エンジニアはプライドが高い

iPhoneを使っている情弱だと思われるのが癪なのでAndroid端末を利用してしまう。

人と同じことしているのがかっこ悪いと思ってAndroid端末を利用してしまう。

プライドが高い人も多いエンジニアにはそんな人も多いだろう。

情弱ではないITエンジニアがAppleやiPhoneを使わない説を検証してみた

さて、ここまで独断と偏見で言いたい放題言ってみたが、実際に他のエンジニアの皆さんはどうなのだろうか。

実態が気になるので自分の説を検証するためにクラウドワークスでアンケートをとってみた。

報酬5円×300人で1500円の出費。これで自分の説が立証されるなら安いものだ。

さて、さっそく見てみよう。

【IT系エンジニア限定】プライベートしているスマホの種類は?

回答数 :ITエンジニア300人
iPhone :180人
Android:108人
その他 :12人

はい、市場の数値とほぼ一緒でした。

完全に自分の思い込みでした、すみません。

ということはエンジニアが情強というのもIPhoneユーザーが情弱という私の意見も検討違いの可能性大ですね。

私が一番の情弱かもしれません。

エンジニア云々は関係なく、日本ではiPhoneが大人気という事実がわかったという結論をもって締めます。


以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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