上司が部下のことを全く見ないで評価するのがIT企業です。

IT業界の闇
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イザベラ
イザベラ

もう少しでボーナスだな~

…あれ?そういえば私ずっと客先にいるけどどうやって評価するんだろう?

ふぃる
ふぃる

口コミだよ。

イザベラ<br>
イザベラ

ええ?口コミ?どういうこと?

<br>ふぃる

ふぃる

人伝いにこの人どうなのかを聞くだけだよ。

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評価を口コミで決める?

一体どういうことなのでしょうか?

今回はIT業界の闇である「曖昧な評価方法」についてご説明します。

客先常駐(SES)が悪い

IT業界では人貸し商売で成り立っています。


A社にB社の人間を常駐させて仕事をさせる、といったことが多いです。

客先常駐、いわゆるSESですね。

※SESについては以下の記事で説明しています。


この「客先常駐」が問題なのです。

何人かでチームを組んで客先に行くこともありますが、1人で放り込まれるケースもあります。

1人で放り込むことは原則NGのはずなのですが、びっくりすることに、よくあることなんです。

※以下の記事で説明しています。

1人で放り込まれるとどうなる?

周りには他の下請け会社や元請け会社の人間しかいません。

当然、自社の人間なんていないわけです。

と言うことは、一生懸命現場で仕事を頑張っても、見てくれている人がいないということです。


では、どうやって評価するのでしょうか?

評価基準 その1 口コミ

多くの会社では、営業的な立場の人間が定期的に常駐先の偉い人に訪問しにいきます。

そこで繰り広げられる会話はこんな感じです。

自社の上司<br>or営業
自社の上司
or営業

〇〇、どうですか~?

常駐先
常駐先

問題なくやっているみたいですよ。助かってます。

自社の上司<br>or営業
自社の上司
or営業

そうですか、ありがとうございます。

引き続きよろしくお願いします。

ーーー 完 ーーー


はい。以上です。

何が良くて何がダメでなんて細かい話はしません、定型の挨拶だけです。

これが定期的に行われることになります。



私のいた会社ではほとんど挨拶に行かない会社でしたね。年末の挨拶くらいでしょうか。プロジェクトの様子を定期的に見に来るようなことはしていませんでした。

「おたくの会社の人、全然挨拶にこないよね、他の会社はきてるのに。」っと常駐先のマネージャにチクりと言われて恥ずかしい想いをしたこともありました。


なお、この常駐先の偉い人が直接プロジェクトにかかわっているかというと、関わっていないことも多いです。現場はプロジェクトリーダーによって回されていて、マネージャークラスはプロジェクトの細かいところまで関与しないことが多いです。


では、この常駐先のマネージャーは何をもって「問題ない」と言っているのでしょうか?


考えられるケースは2つしかありません。

1.適当。あまり関与していなく、実態をあまり知らない

2.プロジェクトリーダーからの報告

さすがに1はそんなに多くないと思うので2がほとんどでしょう。

つまるところ、「口コミ」です。

大きいプロジェクトの場合、

「現場のメンバー」⇒「サブリーダー」⇒「プロジェクトリーダー」⇒「マネージャー」⇒「自社の営業」という伝言ゲームになっていたりすることもありますね。

一番近い立場の人間にどう思われているか、これが重要になります。


評価基準その2 単金

常駐型の場合は「1か月80万円」のように期間と単価で売り上げが決まります。

この単価を「単金」と呼ぶのですが、この金額が人によってバラつきがあります。

客先に認められることによって、1か月90万円にUPする可能性もありますが、逆に不甲斐ない成果しかあげられないと、1か月70万円にDOWNする可能性もあります。

この「単金」を見ると常駐している人の評価がわかるように見えるので、評価の目安に採用している会社もあるでしょう。

しかし、この評価方法は微妙なんです。

理由をいくつか説明します。


1.営業努力が足りない。

黙っていても単価をUPしてくれるほど甘くなく、交渉しないとしてくれません。

営業がちゃんと営業しないと単金があがることはありません。


2.経験年数で決まっている。

経験年数が3年の場合は50万円、10年の場合は80万円等と決まっていて、交渉の余地がない場合があります。

めちゃくちゃできる若手社員がいくら頑張ってもあがらないということです。


3.予算が決まっている。

プロジェクトには予算があります。

この予算に収まらない単金設定は無理です。

また、会社や部署ごとに相場のようなものが決まっていて、高くても70万円まで等、ルール化されているケースもあります。

というわけで、「単金」をベースに評価をつけるのは無理がありますよね。

でもさすがに会社もわかっているはずなので、実際にそこまで採用されていないと思っています。

結局どうやって評価しているの?

ここまでで、評価基準となりうるものは「口コミ」と「単金」であると説明しました。

また、前述のとおり「単金」で評価をするのはイケてないです。


つまり、実質の評価基準は、

「口コミ」

であるということがわかりますね。

正当な評価をもらえていないと嘆いているエンジニアはものすごく大勢いるはずです。

(まあ、そんな人ほど、実際出来ていない人が多いんですけどね…)



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いかがでしたでしょうか?

このように、IT業界では、上司は口コミのみで評価をつけていることが多いです。

部下の面倒もみない管理職って何のためにいるのかよくわかりませんけどね…。



以上、最後までご覧いただきありがとうございました。



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