下請け企業の人は大手に入れなかった「出来ない人たち」なのか?

IT業界の闇
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イザベラ
イザベラ

新しく入った現場ね、〇〇会社っていう3次請けの人ばかりだったの。出来ない人ばかりで大変なプロジェクトになりそう…。

ふぃる
ふぃる

そんなことないよ。大手より技術力ある人が多いよ

イザベラ
イザベラ

え?だって大手に入れなかった出来ない人たちなんじゃないの?

ふぃる
ふぃる

誤解だね。1番下の会社の人が1番出来る人のケースが多いよ。

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下請けをメインに行っている会社は「大手に入れなかった出来ない人たち」

そんなイメージを持っている方もいるのではないでしょうか?

今回は、その誤解を解いていこうと思います。

あえて中小企業を選ぶ人もたくさんいる

大手の魅力とはなんでしょうか?



・家族や友達に自慢できたりと自分のステータスになる

・安定している

・初任給や賞与が高い

等々色々ありますが、ITエンジニアでありたい人にはオススメしません。

なぜなら大手企業で学ぶことができるのは「管理能力」がメインになってしまうからです。


以下の記事でも説明した通り、IT業界は多重下請け構造が標準になっています。

顧客折衝や下請けに依頼した仕事を管理したりと、プロジェクト全体を取り仕切っていて、技術的なことをする機会は少ないです。

プログラミング等の世間が認知している「THE ITエンジニア」のような立場とは程遠いですね。


なんでもこなせるフルスタックエンジニアと呼ばれる立場になることが難しく、仕事内容も部門ごとに特化していて、「いろいろな経験ができない」こともたくさんあります。


また、採用条件も「大卒以上」であることが多く、ITエンジニアになるために専門学校に行ったのに学歴だけで応募する権利すら与えられないことも多いのが大手の特徴です。

学歴の壁が無くて入社できたとしても全体の社員数が圧倒的に多いので、評価制度が事務的のため、のし上がることがとても大変です。大手だけど、立場はいつまでたっても下の方という微妙な立ち位置になってしまうことも多々あるでしょう。

そんな理由からあえて中小企業に進む優秀な人材も多いです。

仕事をするともっと差が顕著になる。

繰り返しますが、システム開発は下請け構造なっていて

「大手⇒2次請け会社⇒3次請け会社」

となっています。


この中でプログラミングをしているのは3次請け会社です。


つまり、実際にシステムを作っているのは3次請け会社です。


下の会社ほどITスキルが高くなるのは当然ですよね。

仕事をするたびに下請けの企業はスキルアップしていきます。

プログラミングをあまりしない大手とのITスキルの差はどんどん広がっていきます。


プログラミングは当たり前にこなします。

3次請け会社に注目してください。主に依頼される仕事はプログラミングになります。

その手柄は2次請け会社にとられることにはなりますが、3次請け会社が実際にプログラミングしているため、「システムを作る力」は3次請け会社の方が向上しやすいです。

二次請け会社のミスを発見するのが3次請け会社

プログラミングをしていると、必ず設計上の問題が見つかります。

考慮しなくてはいけないのに考慮されていなかったり、単純に内容が間違っていることもあります。

人間なのでミスは仕方がないですが、少なくても2次請け会社はこのミスを見逃して3次請け会社に発注したということなので、3次請け会社の「気づくことができる力」が増しますよね。

一次請け会社(大手)のミスを発見する最後の砦も3次請け会社

プログラミングをしていると、必ず設計上の問題が見つかると前述しましたが、その原因が2次請け会社のミスではなく、さらに上の大手企業のミスによるケースもあります。

大手がミスに気づくことができないまま2次請け会社に発注し、さらに2次請け会社もそのミスに気付かないまま設計したことを、3次請け会社が発見します。

「気づくことができる力」がますます増しますね。


まとめ

多重下請け構造の性質上、3次請け会社のITスキルは自然と高くなります。

逆にここで上のミスに気付かずスルーしてしまうと、ダメな会社のレッテルを張られたり無償で修正対応させられたりと、理不尽なことが待っている可能性もあります。


また、以下の記事でも書きましたが、


優秀な人材はどんどん転職したり、フリーになったりするので、大手に就職して埋もれるよりもステップアップはしやすい環境になるケースもあると思います。

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いかがでしたでしょうか?


大手のすべてが今回の話にあてはまるわけではないですが、決して少なくもありません。

ちなみに私自身は大手よりは中小派なんですけどね。



以上、最後までご覧いただきありがとうございました。


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