IT業界の闇

技術力なんてなくてもできる仕事、それがプログラマです。

2021年2月28日

イザベラ

プログラマってすごいよね、技術力すごいんだろうなあ。

全然すごくないよ(笑)必要なのは技術力じゃなくて「コツ」だけだよ。

ふぃる
イザベラ

え??私でもできる?

うん、抵抗や拒絶さえしなければできると思う(笑)

ふぃる

本当です!
あくまで私の持論になりますが、「プログラマは誰でもなれます!

プログラマーのイメージ間違っていませんか?

  • 毎日が勉強なんでしょ?
  • ものすごい技術力が必要なんでしょ?
  • あなたはできるから言ってるだけで実際はそんなに簡単ではないでしょ?
  • 難しいんでしょ?

そう思った方がほとんどだと思います。


いいえ、そんなことはありません。

もし現役の方に

「いやいや、誰でもできるほど甘くないよ」

と言われたとしたら、それは「自分の仕事が簡単に他の人にできてたまるか!」とプライドが高いだけです。


気持ちはわかりますが、残念ながら現実は誰でもできちゃいます。

現場にいるプログラマーはどんな人?

実際にどの現場をみても、10人いたら技術力バリバリの「The プログラマ」みたいな人は1,2人しかいなく、反対に「全然できない人」も1,2人はいます。

そして残りの人たちは「なんとなくだけどできている」人たちです。

私も業界歴15年ですが、完全にここに分類されるでしょう。


なんなら「ちょっとできる人」と思われることも多いです。


なぜ大した技術力もない私がそう思われるのでしょうか?


おそらく、「コツをつかめているから」


だと思います。

プログラミングのコツ

私はプログラミングのコツは2つあると思っています。


ひとつめは「なるべくプログラムを自分で書かないこと」です。

え?どういうこと?と思いますよね。

自分でタイピングすると時間もかかるし、ミスの可能性も増えます。


では、どうすれば良いのでしょうか?


とても簡単です。



それは「パクる」ことです。


では、一体どこからパクるのでしょうか?

答えは「どこでも良い」です。



他の人のプログラム、本、ネット等々、使えそうなところは全部パクります。

なるべく自分で打たないことによって、ミスを減らし、効率も良いコピペ名人を目指してください。

ふたつめは「検索上手になること」です。

みなさんはわからないことがあったとき、どうしますか?

一番多いのは「Google先生に聞く」ことではないでしょうか?

プログラミングの世界でも同じです。



とりあえずググります。



やりたいことをググると結構な確率でサンプルのプログラムコードを入手したり、解決への情報が手に入ります。



この2点のコツを一言でまとめると

「ググってパクるだけ」

です。

パクっても内容を理解しないとできないのでは?


パクっても意味がわからないという方、ご安心ください。

意味なんてわからなくてもできます。


パクったコードの1行1行の意味がわからなくても問題ありません。


現場でもメンバーが作ったプログラムを参考にさせてもらっていると、「ここの部分どういう意味?」と聞くと、「わからない」「お約束だから書いている」と返ってくることも非常に多いです。


みんなそれでも問題なくできています。

つまり、別に理屈をわかっている必要はないということです。

もちろん理解した方が良いですよ。

しなくても、「できる」というお話です。

「THE プログラマ」の方から言わせれば、「ふざけるな」かもしれませんが、現場はこんなやり方で溢れかえっています。



私も家で勉強なんてしたことありませんが、なんとなくで「ちょっとできる人」と周りに思われるくらいまでになることができました。

プログラムの技術力がいらないってことは何のスキルもいらない?


さて、ここまでの話で

ほとんどパクリだけでプログラミングできること、

つまり「技術力」がほとんど必要ないことがわかりますよね。


それではプログラマに必要な能力は特にないのか?と問われれば答えはNOです。

ちゃんと必要な能力はあります。

それは、ズバリ






「ググる力」です。

拍子抜けした方もいるでしょうね。

あたりまえですが、パクるためにはパクリ先を探さなくてはいけません。

Googleに的確なキーワードを入力していち早く正確な情報を探す必要があります。


これを聞いて「それだけ?簡単じゃん」と考えた人もいると思いますが、これが結構難しく、慣れていないと目的までたどり着けないことも多々あります。

何のワードで検索を行うと目的までたどり着くことができるのか。


この力を磨くことが不可欠です。

改めて、プログラマに必要なスキルとしてひとつあげるとすると、「問題解決能力」ということになります。

そしてプログラミングにおける問題を解決する方法は


「ググること」です。


でもこれってプログラムの技術ではなく、一般的なスキルですよね。


つまり、誰でも習得することが可能ということです。


プロジェクトが変わるとプログラム言語やルールも変わります。

自分が知らないプログラム言語を触ることなんて日常茶飯事です。

日々新しいことをやらなくてはいけない状況にはなります。

だからといって、たいていの人は勉強なんてせず、パクりの技術だけでやっています。

何かを極めるために勉強するなんて、心からプログラムを愛している人だけです。

ここまで読んでみて、いかがでしょうか?

プログラマがみんな技術力に長けているわけではなく、必要なのは「ググる力」で、敷居がそんなに高いものではないということは認識いただけたでしょうか?



しかし!だからといってプログラマをオススメするわけではありません

それは日本においてプログラマの評価が異常に低いという文化があるためです。

(実はこういう実態を見抜いているのかもしれませんね)

このテーマについてはまた別の記事で執筆したいと思います。


それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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